Vol.121 プロジェクトを完遂させるチームマネジメント Scrum

原題 Scrum: The Art of Doing Twice the Work in Half the Time
著者 Jeff Sutherland

この本が私のこれからの人生の指針になるのではないかと思うと同時に
ビジネスの成長が非常に加速するだろうと感じた素晴らしい一冊です。

…by 神田昌典

会社や組織において、いくつものプロジェクトが立ち上がり、
いつの間にか、大半がよくわからないまま終わってしまうというのはよく聞く話です。

その度に話題になるのが「プロジェクトマネジメント」です。

ただし、プロジェクトマネジメントを体系的に学んだ人が少なかったり、
プロジェクトマネジメントに対してリソースを割かない(=重要視していない)
会社や組織も多く存在しています。

洋書トライアスロンの中でご紹介した本書は、
今の時代においてメンバーが一丸となってプロジェクトを完遂させるための
方法論が書かれている一冊です。

プロジェクトを最後まで終えるためには
どのようなメンバーが必要なのか、
時間管理はどうすれば良いのかについて著者が語っています。

この一冊があれば、
今後の仕事の仕方の方針が定まること間違い無しです!

今の時代においてプロジェクトをメンバーが一丸となって
完遂するため方法、そのエッセンスをお届けします。

 


Vol.215 リモートワークの新常識 Remote First

原題 Remote First: A Manager’s Guide to Building Remote Culture

著者 Constance Watkins

オンライン環境をうまく活用すれば、対面を上回るコミュニケーションも可能になる。
リモートワークは、働き方改革だけでなく、生産性向上、コスト削減にも大いに期待できる。

…by神田昌典

働き方改革の大きな流れもあって、オフィスに出勤するスタイルから、
自宅やカフェなど、オフィス以外で仕事をするケースが増えてきています。

このようにリモート環境で仕事をするケースは、今後も増えると思われますが、
そんなリモート環境での仕事の仕方のガイドブックとなるのが、今回ご紹介する『Remote First』です。

遠隔地にいる人同士が、会社に来ることなくチームに加われるので、支社・支店も不要。

神田さんも最初は、「そうはいっても、幹部は東京にいる方がいい」と思っていたとの事ですが、
うまく活用すれば、そんな必要はまったくないと考えるようになったそうです。

もちろん、オンラインならではの注意すべき点はありますが、
逆にオンライン環境の方が、対面でのコミュニケーションに勝る側面もあります。

この本には、リモート環境をうまく活用することで得られるメリットと、注意すべき点がまとめられているので、
この内容を知っているのと、何も知らずにオンラインを使っているのとでは、結果に大きな差が生まれます。

・リモート環境で働く方が、事務所で働くより最も効果がある点とは?
・通常の会社は始業時に挨拶をする。
では、オンラインの場合、挨拶はした方がいいのか、しない方がいいのか?
・チャットツールでの投稿は、必要最低限にした場合と、直接関係ないことを投稿した場合とで、どちらが望ましいか?
・文字で伝えにくい時に使うべきツールとは?
・オンライン会議で、開始前に回線を繋ぐとどうなるか?
・リモート環境では2つの透明性を確保することが必要。
・タスク管理は3つの切り口でやると良い。
・リモートカルチャーで陥りやすい弊害。
併用すると、克服しやすい2つの要素とは?

リモート環境をうまく活用して、健康を保ちながら仕事ができれば、実際の職場よりも楽しく仕事ができそうです!

 

 


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