Vol.229 説得力のある一文の構造 The One Sentence Persuasion Course
2019.12.22
原題 The One Sentence Persuasion Course – 27 Words to Make the World Do Your Bidding
著者 Blair Warren
説得力を理解していないと、説得される側に回る。
説得力を身につけていると、困った人に自分の才能を提供することができる。
今の時代、説得力を身につけるということは、自分自身の説得すべき材料を掘り起こすこと。
…by神田昌典
今回の本は、一文で説得力を増すための構造を解説したもの。
説得力を増すのに、雄弁か、見た目が美しいか、カリスマ性があるかは関係ないそうです。
説得に関する難しいテクニックや用語はたくさんありますが、それらは煙に巻かれたものであり、
その煙を吹き飛ばして、重要な原理原則に集約して学ぶことが重要との事。
今、世の中は混乱していますが、
混乱に的を絞り、混乱をやっつけ、説得するための原則を身につけようという本です。
その原則の1つとして、英語27語で一文を作った「説得力の構造」が解説されています。
その一文とは・・・。
・人は〇〇の〇〇を〇〇してくれて、
・〇〇の〇〇を〇〇してくれて、
・〇〇の〇〇を〇〇してくれて、
・〇〇の〇〇の〇〇を〇〇してくれて、
・〇〇の〇〇に〇〇することを手伝ってくれる人には何でもする。
『ザ・シークレット』という本も、この本自体も、これに則って書かれています。
実際、神田さんも、自分が壁にぶつかったときのことに当てはめてみると、その通りだと思ったそう。
神田さんがこの本を発見したきっかけは、
前回ご紹介した『The 16-Word Sales Letter』の参考書の中に入っていたこと。
そのため、両方合わせて理解するとパワフルだと言います。
そして、神田さん自身、マーケティングコーチの育成をしている中で、説得力の重要性を痛感しており、
説得力を身につけることは、自分自身の説得すべき材料を掘り起こすことだと説いています。
あなたもぜひ、説得力に磨きをかけましょう!
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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