Vol.264 人脈構築の達人になる方法 How to Be a Power Connector
2021.6.27
原題 How to Be a Power Connector: The 5+50+100 Rule for Turning Your Business Network into Profits
著者 Judy Robinett
人脈構築は古くからのテーマだが、それをソーシャルネットワーク時代に再定義。
この内容を20年前に知っていれば、人生は異次元の展開になっていただろう。
今からでも遅くはない。このノウハウを実践し、将来想像もつかない未来を手に入れよう!
…by神田昌典
今回ご紹介する書籍の内容は、人脈構築の達人になる方法です。
神田さんは、この本を20年前に読んでいれば、人生は異次元の展開になっていただろうと言います。
そしてあなたもこれを読めば、将来想像もできないような大きな可能性を手にできると。
著者は女性のビジネスリーダーで、著者自身も政府の財務官など、とんでもない人脈を構築しています。
この本の副題にある「5-50-100の法則」とは、あなたの人脈を表しており、ここにエッセンスが凝縮されています。
これを全部足すと155という数字になるのですが、人類学者が脳の大きさと、
その人が構築・維持できる友人の数の相関関係を研究した結果、およそ150ということが分かったのです。
この155を、さらに5人と50人と100人に細分化し、それぞれのグループを3つの観点で整理。
それぞれをリストアップし、あなたの人生の目標と戦略的に一致させようと述べられています。
この人脈構築を著者は「関係資本」と呼んでいます。
関係資本を蓄積していくと、事業規模が全く違うところと取引ができたり、
地域社会において影響力が発揮できたり、富の蓄積もできるとの事。
そして、
・関係資本を増強する3つの方法
・人脈を活性化させるための4つのポイント
・関係資本を作り上げるネットワークの4つの特徴
が解説されています。
人脈構築には、初対面のとき、短時間で相手に自分のことを説明する「エレベーターピッチ」が重要になるのですが、
そのエレベーターピッチに必要なことも指摘されています。
他にも、関係資本を増強していくためには、女性の役割がものすごく大きいことが、実際の数値で解説されています。
神田さんも「5-50-100」のリストを作り始めたそうです。
しかし、一気に作ろうと思うと大変なので、おススメの方法が紹介されています。
これをやることで、リストが極めて付加価値の高い、戦略的なものになっていくことを確信したそうです。
人間関係は戦略で動いてるわけではありませんが、戦略を
「長期的な関係性を築ける互恵的な人脈」と言い直すと、私たち日本人の感覚にもしっくりくるのではないでしょうか。
さて。あなたの周りの「5-50-100」の人脈には、どんな人たちがいるでしょうか?
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