vol.281 株価調整局面で12%のリターンを得る方法 The 12% Solution
2022.3.6
原題 The 12% Solution: Earn A 12% Average Annual Return On Your Money, Beating The S&P 500, Mad Money’s Jim Cramer, And 99% Of All Mutual Fund Managers… By Making 2-4 Trades Per Mon
著者 David Alan Carter
これは、米国株投資の概念を覆す新しい手法だ。
市場が下落局面での対応法を知っていると、投資に対する恐怖感に悩まされることはない。
…by神田昌典
普段はマーケティングに関する洋書をご紹介していますが、今回ご紹介するのは投資に関する本です。
なぜ、この本を紹介するのか。
それは、神田さん自身にとっても目からウロコの内容であり、30代の自分にプレゼントしたいという理由からです。
こちら、タイトルもすごいです。
『12%の解決策で年利12%を稼ぎましょう。S&P500を打ち負かし、99%の投資信託のマネージャーを打ち負かす。
しかし月に2~4回のトレードしか必要ない』。
通常は、S&P500のような全体をカバーする投資をしていれば、長期的にはリターンが高いという概念があります。
これも間違いではないのですが、
この本では、それよりも良い方法が紹介されており、米国株投資に対する概念を覆します。
一般的な投資では、ドットコムバブルがはじけた時や、9.11、リーマンショックなどでも、大きな価値を失いました。
しかしこの本では、調整局面になった時でも悪影響が少なく、
12%のリターンを目指せる簡単で安全な方法が説かれています。
その狙いをひと言で言うと、調整局面でいかに損をしないかが重要だということ。
株式みたいなものですが、1つの銘柄だけでなく、債権などいろんな金融商品が入っているものを「ETF」と言います。
この本では、そのETFをどのように活用するのか、詳しく解説されています。
さらに、おすすめのETFと、それらをどのような比率で持つといいのか、
また市場が調整局面になった時に、どのように対応すればいいのかについても、具体的に説明されています。
投資の初心者は、下落局面でパニックになって売ってしまいますが、
下落局面でどのように対応すればいいかが分かっていれば、恐怖感はかなり和らぎます。
最後に神田さんは、余裕資金がある方は、このような手法を含め、
一生を通じた運用をやっていただくといいと思うと締めくくっていました。
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「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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