Vol.175 効果的な顧客生涯価値の測り方とは? Understanding the Predictable

2017.9.22

 

Understanding the Predictable 効果的な顧客生涯価値の測り方とは?


原題 Understanding the Predictable: How to calculate, understand, and improve Customer Lifetime Value to build a great company

著者 Lloyd Melnick

ビジネスのライフサイクルが早くなっていくと、
自分らしいビジネスモデルを作っていけるかどうかが
とても重要になっていきます。

そして、そこに顧客ケアを組み合わせていくことで
初めて差別化ができるのです。

…by 神田昌典

顧客生涯価値(顧客が生涯、その会社にどれだけのお金をもたらすか)を的確に計測し、
ビジネスの価値を高めていくための戦略を導き出してくれるのが、
今回ご紹介する『Understanding the Predictable』です。

アメリカでは顧客生涯価値が違うだけで、
会社の売却金額も数百億規模で変わってくるそうです。

今回ご紹介する『 Understanding the Predictable 』の著者は、
前職が CIA のアナリストで、
現在、ソーシャルゲームのディレクターに就ている Lloyd Melnick 。

異色の職業背景ですが、そこから浮かび上がってきたのは、
とても巧妙に考えられた顧客生涯価値の計測法でした。

著者によれば、顧客生涯価値を計測するための要素は、
マネタイズ・リテンション・バイラルの3つ。

マネタイズは、お客さんが生涯どれだけのお金を使うのか、
リテンションは、お客さんの流出せずにどれくらい維持できているか、
という要素になります。

この2つは、今までも計測されていました。

最後の要素であるバイラルは、口コミを意味しています。
つまり、お客さんがどれぐらい横のつながりをつくっていくかということです。

生涯にわたりお金をたくさん使ってくれるお客さんと同様に、
お客さんを紹介してくれる人が企業にとっても重要だという考え方です。

この3つの要素があなたのビジネスで浮かび上がってくると、
ビジネスの価値を高めていくために必要な戦略も自ずとわかってきます。

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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