vol.312　ChatGPTコピーライティングプロンプト　ChatGPT Copywriting Prompts

vol.312　ChatGPTコピーライティングプロンプト　ChatGPT Copywriting Prompts

2023.6.18

原題 ChatGPT Copywriting Prompts : The Complete Guide to Copywriting with ChatGPT for Writing Killer Copy in Seconds!

著者 Damian Robinson

ChatGPTを使いこなすには、プロンプトの質がポイント。それによって、出てくる答えの質も変わる。
しかし、重要なのは答えではない。
答えから得られる情報によって、自分がさらにレベルの高い思考にシフトすることが重要なのだ。
…by 神田昌典

今回の本のタイトルは「ChatGPTを使ったコピーライティングのプロンプト」。
副題は「瞬時にキラーコピーを書くためのChatGPT完全ガイド」です。

プロンプトとは、きっかけとなる問いのことで、日本語では最近「呪文」と訳す人が多くなっています。

この本では、具体的なテンプレートを交えながら、効果的なプロンプトが多数紹介されています。

例えば、「運動のベネフィットは何ですか？」という問いはNG。
「年配者のメンタルヘルスに影響を与えるエクササイズには、どんなものがありますか？」と問うべきで、
その理由が述べられています。

ただし、著者がよくないと言っているプロンプトに対して、神田さんは別の活用法があると指摘します。
これは確かに効果的で、ある意味こちらのほうが、ChatGPTを活用できる要素のように思えます。

この本で紹介されている、非常に有効なプロンプトのほんの一部をご紹介しますと・・・

・ほとんどの人は自分を顧客の立場に置き換えて考えられない。そこで使うべきテンプレートとは
・ユーザーを理解するためのプロンプト
・顧客の痛みやニーズを知るプロンプト
・購入動機を探るプロンプト
・差別化要因を探るプロンプト
・対象顧客の行動を分析するためのプロンプト
・SEO対策を考えるときのプロンプト

さらに、ChatGPTで見出しを作りたいときのプロンプトもあるのですが、
ここでも、神田さん独自の使い方が紹介されています。

また、ChatGPTのポテンシャルを最大限に引き出す考え方「スーパープロンプトテンプレート」に含まれる
６つの要素についても説明されています。

神田さんは、0→1の「何を言うか」の部分に関して、ChatGPTで出てくるのは一般的な内容であり、
それをユニークなものに変えるには、あなた独自の視点が必要だと述べています。

ChatGPTによって、仕事がスピーディに、かつ効率的になったので、
顧客と接する時間を増やすなど、リアルに何を体験するかが重要なのだと。

あなたも、ChatGPTを活用して確保できた時間をどのように使うか、考えてみてくださいね。

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