Vol.320　顧客のストーリーを動画にする　Video Testimonials That Land The Big Fish

Vol.320　顧客のストーリーを動画にする　Video Testimonials That Land The Big Fish

2023.10.15

原書 Video Testimonials That Land The Big Fish: The Proven Marketing Strategy to Attract Bigger Clients, Increase Sales, and Achieve Real YouTube Results with Video Case Stories

著者 Ian Garlic

「お客様の声」を動画にするといい、というような単純な話ではない。
肝心なのはその内容。
成約率が上がる動画にするために、何を、どのようにすればいいのかをしっかりと押さえておこう！
…by 神田昌典

今回の本のタイトルは「大きな取引先を捉える映像によるお客様の声」。
副題は「映像事例ストーリーを集めて売上を爆発させ、さらにあなたのビジネスをもっと好きにする」です。

この本のポイントは、映像でお客様の声を撮り、マーケティングツールとして使うと、
大きな取引先が獲得できるという点。

極めてシンプルですが、言われないとわからないポイントでもあります。

また、この本で紹介されている「VCS=Video Case Story」は、とても重要な概念です。

非常に簡単にできるのに永続的な効果があり、
この本を読むと、これをやらないことで、どれだけ損をしているかがわかります。

この本の中で、著者は次の３つの数字を強調しています。
32％、200％、2-4％

32％は提案書に関する数字で、200％はウェブサイトに関する数字。
そして、2-4％は顧客の種類に関する数字です。

それぞれの数字の意味を理解しておくことによって、
あなたのビジネスの展開の仕方が、大きく変わってくるでしょう。

特に興味深いのは、日本で「お客様の声」と訳されているものは、
英語では元々、Testimonials＝証言で、「お客様の証言」というニュアンスだということ。

証言というと、商品宣伝をお客様がやっていると見られてしまうので、
ウェブサイトのタブに「Testimonials」とあっても、なかなか見られません。

そこで、VCSが効果を発揮します。

VCSをどのように作ればいいのかについても、具体的に解説されています。
その、ほんの一部をご紹介しますと・・・

・VCSでフォーカスすべき点とは？
・VCSがコンバージョン以外にも効果を発揮する分野
・VCSによってSEOランキングも上がる理由
・VCSを配置すべき場所
・どのような映像を撮ればいいか、３つのポイント
・最後に聞くべき重要な質問

神田さんも、これをきっかけに、映像を撮り溜めていきたいとの事。
あなたもぜひ、VCSに基づいて映像でお客様の声を撮り、それを活用することを考えてみてはいかがでしょうか。

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