Vol.114 イノベーターの仮説 The Innovator’s Hypothesis: How Cheap Experiments Are Worth More than Good Ideas
2015.3.10
原題:The Innovator’s Hypothesis: How Cheap Experiments Are Worth More than Good Ideas 』
著者:Michael Schrage
「 アイデアを出すだけでは十分ではない。
それよりも、もっと手軽にできる実験を
していきなさい 」
これが、この本の重視するところです。
…by 神田昌典
「 イノベーション 」という言葉を
よく聞くようになりました。
イノベーションに関する本も多数出版され、
イノベーションを積極的に試みる企業も増えました。
ただ、頭のどこかで
「いったい、本当に価値あるイノベーションを
起こすにはどうしたら? 」と思案している方も
多いのではないでしょうか。
この一冊は、
「 イノベーションを起こすための仕組み 」を
フレームワークに落として説明しています。
著者がこの本を書いたきっかけは、
「 経営者 」が求めるイノベーションと、
世間でのイノベーションの起こし方に
ズレがあると感じたことが背景にあります。
ただアイデアを出すばかりでなく、
成果が上がるイノベーションを実施するために、
著者が開発したフレームワークが
「 5 × 5 」と呼ばれるものです。
実際、このフレームワークを実施した
クレジットカード会社、製薬会社、オムツ等のメーカーでは、
「 成果が上がるイノベーション 」に成功しています。
従来より低い予算で
成果が上がる、結果が出るイノベーションを起こす方法があったとしたら、
みなさんも実践してみたいと思いませんか?
今回は、
アイデアだけでは終わらない、
成果が上がるイノベーションを起こすための方法、
そのエッセンスをお届けします。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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