Vol.117 衝動社会:欲しいものを手に入れるのは間違っている The Impulse Society: What’s Wrong with Getting What We Want

2015.4.25

 

『 The Impulse Society: What’s Wrong with Getting What We Want 』
by Paul Roberts

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思っていた以上に深く、非常に本質的な一冊です。
今後の私の仕事に対するスタンスを、
10年、20年と決定していくかもしれません。
…by 神田昌典

あなたが日々の生活で無意識に
手にとっているモノや、買っているモノ。
そこには社会経済システムと
とても深い関係性があります。

例えば、
iPhone などのスマートフォンを買うとき、
モバイルゲームをダウンロードして、遊ぶとき、
Facebook や twitter などの SNS をしているとき。

これらのひとつ、ひとつの行動の裏にあるのは
私たちの個の欲求の変化と
それに伴う社会経済システムの進化があります。

そのつながりを深く説明しているが本書です。

このシステムを理解するのにカギとなるのは
「すぐに満足できる」ということです。

私たちは自分の理想像を追求するため、
個の欲求を追求するために
消費を行うようになりました。

そして、自分から見ても、
外から見てもわかりやすいものを
求めるようにもなったのです。

それを可能にするために
社会経済システムも進化しています。

このような心理学の側面と、
経済学的な視点から現在の社会経済システムの姿が
本書を通じて浮き彫りにされています。

私たちの社会経済システムは
どこに向かっているのか、
そして、そのシステムの中で
どのように活動していくのかを
考えなければならない時になりました。

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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