Vol.165 パーフェクトカスタマージャーニー The Perfect Customer Journey 1&2
2017.4.24
原題:Walking in Your Customer’s Shoes
著者:Nigel Greenwood
原題:The Perfect Customer Journey 1&2 』
著者:VISION Consulting
セールスのプロセスは
お客様から満足条件を聞き出して、
それを満たす、この連続である。
…by 神田昌典
あなたは商品やサービスを買ったときに
心や感情がどう感じたかに
注意を向けてみたことはありますか?
心の底から湧き上がるような高揚感や
思わず前のめりになってしまうようなドキドキ感。
商品やサービス自体だけでなく、
その前後にあるプロセスが
あなたの感情に直接影響を与えてます。
もし、高揚感やドキドキ感を味わうことが
できたのなら、あなたも思わずその商品や
サービスのリピーターになってしまうのではありませんか?
今回、洋書トライアスロンで紹介する内容は
顧客へ最高の購買体験を与えるための
「カスタマージャーニー」についてご紹介します。
とても内容が濃いので、
「 Walking in Your Customer’s Shoes 」、
「 The Perfect Customer Journey 1&2 」の
2冊の本から、カスタマージャーニーの
全容を解き明かしていきます。
ここ数十年でお客さまからの
複雑な要求に応えようと
商品やサービス自体が複雑化していっています。
SNS だけでも Facebook をはじめ、
Instagram や LINE など、
さまざまなツールが誕生し、
どれを使ったら良いのかが
分かりづらくなってきました。
会社は大きくなればなるほど、
商品やサービスが複雑になる傾向にあり、
複雑化しているからこそ、
さらにニッチな分野で成長している企業も
多々あるのが事実です。
こんなにも複雑化が進んでいるからこそ、
私たちはビジネスの本質に
立ち返る必要がります。
それは「正しい商品、サービスを
正しい時間と場所に届けること」です。
とてもシンプルに見える一文です。
「そんなの知っているよ」という声が
聞こえてきそうですが、ちゃんと実践されている人は
どれくらいいらっしゃるのでしょうか。
今回、洋書トライアスロンでも紹介されている
コンサルティング会社の調査によれば、
362社に対してインタビューを行ったところ、
8割の企業が最高のカスタマーエクスペリエンスを
提供していると回答しています。
しかし、顧客にアンケートを行ったところ、
8%の人しか、それに対して同意をしていなかったという
結果が出ているのです。
お客さまに対して、
最高の体験を提供していると思っているのにも
関わらず、その体験の受け手は
それ通りには受け取っていないということがわかります。
私たちが最高の顧客体験を届けるためには
カスタマージャーニーを描く必要があるのです。
最高の顧客体験を生み出し、
それを売上につなげ、
リピーターとしてお客さまに
なっていただくために、私たちはどこに
着目してカスタマージャーニーを
考えるべきなのでしょうか。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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