Vol.83 『E-Squared』
2013.11.25
非常に面白い実験だ。心からお勧めしたい一冊だ。
20代のはじめに本書に出会えば、相当人生が変わるだろう。
これからの子どもたちはこのような本が
当たり前になるのかもしれない。
…by 神田昌典
一生懸命探して最後に音楽を聴けたときの至福の時間は、
一生の思い出になります。
人間はこういう瞬間のために生きていると思いました。
…by 井上久美
本日ご紹介の『 E-Squared 』は、
スピリチュアルな原則を証明するため
非常に面白い 9 つの実験を紹介した一冊です。
最新の研究では、
私たちの脳は毎秒 4000 億ビットの情報量を処理するといいます。
しかし、これほどの情報量に対し、
実際に私たちが意識し知覚している情報は、僅かです。
4000 億ビットのうち、ほとんどの情報は無意識に
捨て去られてしまうのです。
人々は意識しない限りにおいて、たとえそれがその空間に
あったとしても、使うことや気付くことすらできないのです。
スピリチュアルな原則とは、
これと似たようなものだと著者は語っています。
多くの人は、スピリチュアルと聞くと、
拒否反応を示したり、
「 信じるか信じないかの問題だ。
科学的に説明できないものだ 」
などと感じるかもしれません。
確かに、「 科学的 」を辞書で調べると、
「 研究や実践を通して得られた知識 」と定義付けられています。
科学的な理論とは「検証できなければならない」が常識ですが、
そもそも検証できる、それ自体が間違っているのではないか?
その理論が間違っていることも立証できないといけない
―― というのが著者の考えです。
例えば、火星には小さな男がたくさんいて、
私たちが見つけた途端、逃げ去ってしまうという仮説がある場合、
それは科学的ではありません。
なぜなら、見つけた途端に消えてなくなるので、
これは立証不可能だからです。
しかし、この仮説 ―― 火星人は存在しないというのは、
偽証を証明できるという点では、非常に科学的な表現になります。
間違っていることを否定することができる。
この表現は科学的であると言える。
そこで、この考えのもと著者は、
自分なりの科学的プロセス、
新しいアプローチとフレームワークを考えました。
そのアプローチとは、
まず始めに質問し、その質問に対する情報を集める。
次に、それに対する仮説を設け、テストする。
そして、結果を自分の体験というもので蓄積していく。
そこから結論を導き出すというものです。
いわゆるスピリチュアルな原則と呼ばれるものが本当にあるのか?
といった問い掛けをした場合、
最新の科学的な事例や判明している事実で、
証明しようと試みることが、これまでの主流でしたが、
その原則に対して、自らの体験をもってこの実験に取り組むことで
誰でも約48時間の実験を通して、感じることができるといいます。
それではどのような実験があるというと……
・予想しないギフトが 48 時間以内に現れると宣言すると、
現れるものがあるかを確認する実験。
・ある言葉かけをすると、いつも同じ物を食べているのに
体重が減る実験。
・自分がフォーカスすることで、そのフォーカスしたものが
日常に溢れ出す実験。
などです。
今回はスピリチュアルな原則を 48 時間で体感する
9 つの実験、そのエッセンスをお届けします。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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