Vol.71　『Do More, Spend Less: The New Secrets of Living the Good Life for Less』

Vol.71　『Do More, Spend Less: The New Secrets of Living the Good Life for Less』

2013.5.25

新しい通貨の発生という観点からすると

貨幣経済の変質を端的に示している事例である

…by 神田昌典

人生の幸福も不幸も誰を信用するか、

何を信用するかにかかっている。

…by 井上久美

本日ご紹介する『 Do More, Spend Less 』は

お金をほとんど使わなくても様々な贅沢ができること

について書かれた一冊です。

パリのヴァンドーム広場とオペラ座の近くにある

「パーク ハイアット パリ – ヴァンドーム」。

著者は、そのスイートルームに16泊。

往復の航空運賃、スイートルームの費用、様々な豪華な食事など

通常であれば、500万円はする費用が

わずか20ユーロ(約2600円)。

しかもその金額はルームサービスで

頼んだデザートひとつというから驚きです。

億万長者でもなく、大企業の社長でもない、

著者がどうして、こうした体験ができるのか？

アメリカには、いろいろな特典というものがあり

それを一つ一つ丁寧に調べていった結果、

通常価格よりも断然安く変えたり、ほぼ無料で

サービスを利用できるといいます。

それは、ちょっとした工夫。

クレジットカードのポイントやクーポン、

特典などを組み合わせることにより可能なのです。

まったくお金がいらないにも関わらず、

夢のような贅沢ができるのです。

今回はクレジットカードやポイント、さまさまな特典の秘密から、

貨幣経済の本質である信用に関して

そのエッセンスをお届けしていきます。