Vol.68 『Evolutionaries: Unlocking the Spiritual and Cultural Potential of Science’s Greatest Idea』
2013.4.10
こうした思索者の思索に触れること自体が
目の前にある仕事を行っていく上で、大きな指針となる。
…by 神田昌典
人類における「進化」とは、意味、経験、合意事項などの
共有によって産まれた「つながり」が質的にも量的にも
横に縦にもどんどん広がっていくことである。
…by 井上久美
本日ご紹介する『 Evolutionaries 』は、
進化に関する観点からさまざまな学術研究をまとめた一冊です。
時代の変わり目の中で、私たちは思っている以上に
人間、家族、社会のあり方の変化にさらされています。
いま、「進化」という観点から、
私たちを見ていくことはとても重要です。
例えば、子どもがこれから、中学生、高校生になる。
もしくは大学受験をする際に、
これから10年、20年かけて、人間は
どのような「進化」の局面に立たされていくのか?
これがわかっていないと「人生の岐路」で
適切な選択や決断というのが出来ない可能性があります。
また、私たちはさまざまな地球規模の問題にさらされていると
多くのメディアにいわれています。
地球温暖化、食糧問題、水問題、病気、エネルギー問題など
多くの問題を抱えていると報道されています。
しかし、「進化」の観点から見れば、
ナノテクロジーと太陽光発電が組み合わさり、
8回その効率が倍になると、すべての太陽エネルギーだけで
全地球のエネルギーを支えることができるなど
テクノロジーの進化と、その先の未来の可能性を知ることができます。
複雑系のスチュアート・カウフマン。発明家、実業家のレイ・カーツワイル。
思想家のケン・ウィルバー。教育者のジーン・ヒューストン、など。
さまざまな先進的な人たちの学術的研究や、哲学的研究を踏まえ
「進化」という観点から
私たちは、どこに向かおうとしているのか?
人類の変化のペースがただ早いだけでなく、
変化のペース自体がそれまでに起こった変化の
乗数的に変化が起こる時代の中で、
「進化」の本質、未来の可能性、そのエッセンスをお届けします。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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