Vol.53 『Preliminary Prospectus:RENAISSANCE UNIVERSITY』

2012.8.25

 

8月 25 日配信 Vol.53 では
これから日本が必要とする大学院の設立書
ジーニアス・コード開発者のウィン・ウェンガー博士の
『RENAISSANCE UNIVERSITY』をご紹介!!

 これは日本が必要とする
大学院の設立趣意書だ
…by 神田昌典
学際的にすべての学部にまたがって、アート的な発想、
クリエイティビティーな発想がいまや求められている。
…by 井上久美

今回は今までの趣向と大きく変わりまして
洋書を皆さんと共有するのではなく、
公開されたドキュメントの内容を共有していきます。

そのドキュメントとは、日本でも、
『アインシュタイン・ファクター』の著者
として知られるウィン・ウェンガー博士の
『RENAISSANCE UNIVERSITY』の設立趣意書です。

ウィン博士は、
フォトリーディングの開発者のポール・シーリィ博士と親交が深く、
共にジーニアス・コードを開発されました。
ウィン博士が開発したメソッドは優れていて、
神田が事業展開をゼロから生み出すためには
もはや欠かせないものとなっています。

あの全脳思考やマーケティング・ピラミッドの原型は
ウィン博士のメソッドから誕生しました。

今回なぜ、このルネッサンス大学の設立趣意書を
取り上げた方というと、

--知識創造ツールが広まることで、
学生が、ある先生に出会い、
知識創造ツールを学び、スキルを身につける機会が増えました。
その反面、その学生たちが次の学年や進学をしたときに、
教える先生や共に理解できる仲間がいなければ
そのスキルを使えなくなってしまう可能性があります--

社会状況が刻々と変化し、いよいよ、
教育のメカニズム自体を考え直さないといけない
そのタイミングに、今、来ているとみているからです。

少し、振り返ってみてください。

今から15年前、日本にまだ黄色い10倍本はありませんでした。
5年前、まだマインドマップを使っている学生に出会うというのは
それほどありませんでした。
そして今、教室やビジネスシーンでマインドマップなどの
知識創造ツールを使う人たちは、よく見かける日常となりました。

現在、マインドマップは教育界に浸透して、
マインドマップを先生が教える学校も増えました。
また、フォトリーディングや全脳思考は、
一部の学校で取り入れられています。

いまや、学生がマインドマップやフォトリーディング、全脳思考といった
知識創造ツールを使うのは、ごく当たり前になりつつあります。

さらに世界では、TEDやカーンアカデミーなど、
インターネット上で優れたアイディアや知識を
簡単に学べる時代となりました。
また、スタンフォード大学のd.schoolや、ハーバード大学のJustice
など、さまざまな取り組みがなされています。

「教育」や「学校」そのもののあり方が問われる時代になってきています。

社会自体の求める人材像も、
リンダ・グラットン氏の『ワーク・シフト』や
ダニエル・ピンク氏が指摘するように、
スペシャリストの時代から、クリエイティブな発想で
複数分野を駆け抜ける統合型スペシャリスト時代となってきています。

そうした流れの中で、この設立趣意書のドキュメントを
今、このタイミングで共有することで
世界がどのように動き、世界の教育者がどのように思っているのか?
ひとつ、こうした認識を持つことで
私たちの現実が変わっていくのではと思っています。
今回はいままでの趣向とは大きく違いますが
神田と井上先生がかつてないほど、これからの教育に関して語っています。

スペシャリストだけじゃなく分野を超えた
複数分野を同時探求できる新しい教育機関とは
一体どのようなものなのでしょうか?
そのエッセンスをお届けしていきます。

▼ルネッサンス大学の設立趣意書はこちらから http://www.winwenger.com/prospect.htm

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