Vol.29 『The Firms of Endearment』 ~How World-Class Companies Profit from Passion and Purpose~
2011.8.25
成長を続ける会社の条件:愛情?
愛情企業が利益を生む、その背景とは?
Vol.29でピックアップしたのは、
Rajendra S. Sisodia, David B. Wolfe and Jaqdish N. Sheth著
『The Firms of Endearment』
~How World-Class Companies Profit from Passion and Purpose~。
アメリカの社会では、高齢化が向かうなかで、
顧客、investor、partnerなど全体にとって優良である、
つまり、 “Firms of Endearment(愛情のある、愛される会社)”
というコンセプトを持つ会社が成長していることが分かりました。
日本も震災を機にこの方向へ向かっていますね… by 神田昌典
洋書、特にアメリカで
近年発売されている本をリサーチしていると、
ビジネス関連のものでも、社会貢献など
人間性や社会性をテーマにした本が多くなっているように感じます。
『収入よりも心の豊かさを求める』
そんな資本主義時代における価値観の変化は
じわじわとアメリカに広がりはじめているようです。
そして今回は、その変化を理念や姿勢に反映させ、
成功している企業について書かれた本、
“Firms of Endearment”を取り上げます。
著者らは、
彼らが定める “Firms of Endearment(愛情ある企業)”の条件を
実在する企業に当てはめて、28の企業を選択し、
それら企業が見せる高い成長率の背景を
事例とともに明らかにしていきます。
アメリカについて書かれた本であるものの、
同じように、震災後から、日本社会においても、
幸福や豊かさに対する価値観が変化してきているように思います。
今回は、その状況を踏まえ、
どうやれば“Firms of Endearment”を
日本に応用していけるのかについての
神田と井上先生のダイアログは必聴です!
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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