ネット選挙と選挙マーケティング マイクロターゲティングを活用した社会変革は、加速するか?
2019.10.13
これからマーケッターにとって、おもしろい市場がある。
米国で6000億円市場にまで成長しているが、日本では、まだ、ほとんどスタートしていないといえる。
しかし、その市場に、いち早く参入したベテランがいる。
それが今回インタビューした日本における選挙プランナーの元祖である、三浦博史さんだ。
私が、この市場に注目している理由は、2つある。
1つは、ネット選挙運動が解禁されたから。
れいわ新選組の山本太郎氏が、クラウドファンディングで、献金4億円を集めたことは衝撃だった。
そして、もう1つは、ネット選挙運動とは、まさにデジタルマーケティングの世界だからだ。
れいわ新選組が実践したように、SNSは、賛同者を集める極めて効果的な媒体なのだ。
政治にマーケティングを持ち込むのは、もちろん批判がある。
しかし、私は、この批判は的外れだと思う。
なぜなら、今までのアナログ選挙は、
既存チャンネル(テレビや既存政党)へのつながりが強いかどうかで、結果が決まってしまいがちだ。
しかし、マーケティングによりメッセージの到達度が高くなるのなら、
今まで政治参画に強い動機がなかった層も、投票へ動く。
ならば民主主義の担い手の世代交代がスムーズに行なわれる手段として選ばれるのは、当然ではないのか?
実際に、私どもの仲間のなかでは、実業を実践してきたからこそ、
高い理想を掲げ、地域社会へと貢献しようとする挑戦者たちも出始めている。
ビジネスと社会形成が直結してきた現在、
地域政治と地域ビジネスとの連携法を、これをきっかけにお考えいただきたい。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
トップマーケッター神田昌典の、過去20年を超えるノウハウ宝庫「実学M.B.A.」を
まだ体験されていないなら、いまなら無料(0円)でお試しできます