マイクロソフトを創った日本人 西和彦・教育者としての天才性

2021.5.9

 

 

後世のために、忘れられては困るので、強調しておく。
マイクロソフト黎明期のボードメンバーに、天才・日本人がいた。

マイクロソフト帝国を築いた創業者のビル・ゲイツ、ポール・アレンと、日本人が肩を並べていたのだ!
それが、アスキー創業者の、西和彦博士だ。

西博士は、私にとって、ダライ・ラマ14世にお会いしたとき以来の、衝撃だった。

アドリブ技法を駆使し、対談相手の本質を引き出そうとしたのだが、
常人の私は、残念ながらギアを合わせることができなかった。

しかし、その結果、捉えることができたのは、
西先生の「ビジネスリーダー」としてだけではなく、「教育者」としての素顔だった。

インタビュー中は、次々と新しいビジネスアイデアが溢れてくるという起業家としての天才性も輝いていたのだが、
それ以上に、輝いていたのが、
一人ひとりの生徒・学生の才能を、世界で開花させようと、真摯に向かい合っている教育者としての姿勢だったのだ。

あなたは、想像できるだろうか?

ビル・ゲイツと共に、IT業界を作り上げた人物は、大学生を、希望の就職先に送りこむために、
その子の将来を熟考し、その子と共に面接対策を考えておられるのだ。

そして今、日本から世界に活躍できる理工系学生を育てるべく、大学の設立に情熱を傾けているのだ。

このインタビューを聞く前には、ぜひ博士の最新著作『反省記』をお読みいただきたい。

ヤマト運輸の小倉昌男氏の『小倉昌男 経営学』も名著だが、西博士の書は、
経済的成功の裏表を踏まえたうえでの、教育者としての視点があり、圧倒的。

あなたが社長であっても、教育者であっても、超弩級の刺激を受け、活躍のスケールが10倍大きくなるだろう。

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