人間・たかの友梨

2011.9.25

 

誰もが知っている、たかの友梨。
でも、本当のたかの友梨は、誰も知らなかった。
肉声だからこそ、届くメッセージが、ここにある。

たかの友梨は、私生児として生まれてすぐに養子に出されて以来、
非常に複雑な家庭環境に育つ。しかも、小学2年生のころに
厳しい祖母の元に預けられてからは、ひたすら労働の日々。
16歳で、定時制高校に通うと同時に、
理容師を目指して住み込みで働き始め、
その後、 エステティック業界の第一人者として、
腕一本で年商200億円を超える企業を築いてきた。

小学1年生のころ、一家心中する寸前で出会うことになったのが、
養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」。そのときの縁が、
その数十年後まで紡がれていく。
今、たかの友梨は、この「鐘の鳴る丘少年の家」の後援会会長を務める。
屋内体育館施設「たかの友梨レインボーホール」「レインボーガーデン」、
食育のケアハウス「たかの友梨レインボーハウス」を寄贈し、
夏には施設の子供たちを東京ディズニーランドに招待、
クリスマスにはプレゼントをしている。

このインタビューを聴きながら、
あなたの目の前で映画が始まると想像してほしい。
物語は死ぬ寸前にまで至るつらい子供時代から始まり、
そしてビジネスを通じて、命の証を見せていく。

私は、ここにビジネスの本質があると思う。
女性の時代を牽引してきた者だからこそ、伝えられる本当の痛みと優しさ。会社に厳しさと優しさが要求されるこの時代に必須な、
経営者としての背中の見せ方がここにある。

たかの友梨との90分。
優しさの裏にある、本当の強さが、あなたに宿ることになるだろう。

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