Vol.277 成長を加速する商品化の秘訣 Productize
2022.1.2
原題 Productize: The Ultimate Guide to Turning Professional Services into Scalable Products
著者 Eisha Armstrong
商品化することは、士業、コンサルタント、マーケッターなど
ノウハウや技術が売り物の人がマンパワーの限界を超えて事業をスケールできる方法だ。
このノウハウを使って一気に商品を作り上げよう。
…by神田昌典
今回ご紹介する本のタイトルは、「商品化せよ」です。
神田さんも、「ライフ・リフト」というコミュニティでの実体験を通じて、
商品化することが成長を加速する上で非常に重要だと実感したとの事。
特に、弁護士や社労士などの士業、コンサルタント、マーケッターなど、
ノウハウや技術を売り物にする人にとっては、事業を大きく伸ばすために極めて有効な方法です。
なぜなら、単純な請負サービスだけでは、マンパワーの制約を受けてしまい、一定以上にスケールできません。
また、どこかとタイアップするにしても、商品があるのとないのとでは全く違うからです。
この本に書かれているのは、あなたがどんなプロダクトを作るべきかのアドバイスではなく、
プロダクトをローンチ(販売)する方法です。
そして、どういうイノベーションを商品化したらいいのか、
さらにそれをどうやってテストし、成長させていくのかが語られています。
この本で紹介されている内容の一部をご紹介しますと・・・
・押さえておくべき「商品」の3つの定義
・商品を作る上での重要ポイント「MVP」とは?
・MVPを進める上で管理すべきポイント
・商品化の過程で起こる「共食い」現象を恐れるな
・商品をローンチするときの6つのステップ
・商品化の対象を選ぶときに間違えないアプローチとその計算式
・商品開発期間を2年間から6ヶ月に縮めた具体的な方法
・真剣な顧客が集まる「チャーターアドバイザリーボードモデル」とは?
・商品化を見極める「コンシェルジュテスト」
このようにプロダクトを作り、サブスク(定期契約)にしていくと、成長スピードが5倍になるとの事。
このような企業が、今アメリカには多数出てきているそうです。
これまでコンサルティング会社と言われていたところが、プロダクトを持った結果、
非常にスケールしやすくなり、産業全体に対する影響力が大きくなったのです。
神田さんは、まず仕事の中で積んできた経験やノウハウを今回の方法に基づいて商品化することを強く勧めています。
それは簡単ではなく、何年もかかるかもしれません。
でも、だからこそ追求する意味があるので、ぜひプロダクト発想をして欲しいとエールを送っています。
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「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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