vol.284 ツールを活かしたABM Rethink Lead Generation

2022.4.17

 

原題 Rethink Lead Generation: Advanced Strategies to Generate More Leads for Your Business

著者 Tom Shapiro

ABMをやっている企業は、そうでない企業と比較して年間取引額が33%大きい。
しかし、まだほとんど実践されていないので、今が取り組みを始めるチャンスだ。

…by神田昌典

今回ご紹介するのは、取引規模を大きくしたい経営者に最適な本。

タイトルは、『リードジェネレーションを再考する』、
サブタイトルは、「あなたのビジネスに、より多くの見込み客を作り出す応用戦略」となっています。

著者はB2Bを対象としたマーケティングカンパニーをやっており、今回神田さんが特に注目されたのがABM。
なぜなら今、少子化や広告費の高騰などから、日本企業はより継続性と安定性のあるチャネルを求める必要があるからです。

この本では、ABMのやり方が具体的に詳しく紹介されています。
さらに、ABMの手助けとなる様々なデジタルツールも紹介されています。

その一例を挙げますと・・・
・IPアドレスをもとに、どこの会社のどの部署かまでがわかってしまうツール
・あなたのウェブサイトが、Google検索で一番になるために必要なことを、AIがガイドしてくれるツール
・自分の分野で、顧客はどんなことに関心を持っているのかを調べるツール
・Googleの検索窓から見込客の関心を探る方法

IPアドレスからターゲット企業を調べるツールを使う際に著者が実践している「3回訪問ルール」もユニークです。

そして、このようなツールを使うと同時に、会社が特定された後、
どのようなことをやっていけばいいのか、具体的に事例を挙げて解説されています。

また、サイトを訪問した人に、コンテンツを見てもらうためのコンテンツマーケティングと、
コンテンツをパワフルにしたり、増大させたりするポイントも解説されています。

神田さんは、人間よりもAIの方が圧倒的に効果的にマーケティングができるが、
やはり戦略的にやろうとしなければできないと指摘します。

さらに、これらを全部自社でやろうと思っても中小企業には難しいので、まずは内容を理解し、
自分にとって何が必要なのかが分かったところで、具体的な指示を出していくという
監督としてのスキルを身につけることが必要との事でした。

 
 

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「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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