vol.289 究極のマネジメントを反映した組織図 Designed to Scale
2022.7.3
原題 Designed to Scale: How to Structure Your Business for Exponential Growth
著者 Lex Sisney
組織図とは、実に深いものだ。
組織図に秘められた本当の意味を理解した書き方を知ると、究極のマネジメントが実現できる。
…by神田昌典
今回ご紹介する本は、ひと言で言うと、組織図に関する内容です。
組織図が重要なのは、会社の中で、どの人が、どのように動くかが定義されるから。
マネジメントは、マーケッターにとっても重要です。
顧客を集め、満足いただくためにはスタッフが必要で、そのスタッフを動かすのがマネジメントだからです。
マネジメントとマーケティングは車の両輪で、2つが揃ったとき、一気にビジネスが成長します。
マネジメントの究極の一枚は組織図ですが、その組織図について書き方を解説した本はほとんどありません。
組織図の書き方のノウハウはありますが、ほとんどは、階層型やマトリックス型の穴埋めでしかないのが実情です。
そこで著者が提唱しているのが、「構造化された組織図」です。
構造化された組織図は、
・どのような機能が
・どのような場所に
・どのような権限を持って
密接に関わりあっているかがデザインされているので、
人と人とが最適な環境で、最適な共創を始めるとの事。
この本で紹介されている、構造化された組織図の詳細について、その一部をご紹介しますと・・・
・事業を成長させるための3つの構成ブロック
・3つのブロックを積み上げる2つの構造と、その特徴
・それぞれの構造のネガティブ面を解消する4つの人物タイプ
・会社の中にある「3つの両極」とは?
・組織を機能させるために求めてはいけないこと
・会社がスケールしていくタイミングでの、従業員数と売上高の関係
神田さんは、今回の組織図についての内容を全部理解する必要はないが、
組織図には深い意味があると知っておいてほしいと語ります。
また、組織図はマネジメントの究極のデザインで、それができると会社は一気に成長するとも指摘します。
あなたの会社の組織図は、今どのようになっているでしょうか?
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