Vol.203 「データ」は金の卵 Monetizing Data

2018.11.24

 

原題 Monetizing Data: A Practical Roadmap for Framing, Pricing & Selling Your B2B Digital Offers

著者 Stephan Liozu, Wolfgang Ulaga

IoTを中心とするデジタル技術で生み出される経済効果は、
なんと! 15兆“ドル”
これは日本のGDPの3倍になります。
デジタル変革の先に大きなビジネスチャンスが迫ってきているのです。

…by 神田昌典

2000年のフォーチュン500に掲載されている企業のうち、
2018年までの18年間で、約半分の企業がそのリストから消えているそうです。

その原因は何だと思いますか?

実は、リストから消えてしまった企業は、
最新デジタル技術に対応できなかったせいで、成長が落ち込んでしまったのです。

アメリカのビジネス状況を見てみると、
すでにマーケティング・オートメーションのみならず、
AIやIoTなどの最新技術をビジネスに応用している企業が目立ち始めました。

ビジネスを取り巻く環境の変化についていけない企業がいる中で、
他社より一歩先に変化を先取りすることで
価値を生み出している企業がたくさん出てきているのです。

だからこそ、あなたの会社でも
デジタル技術の導入を少しずつでも導入していく必要があります。

しかし、ただ闇雲に導入しても結果は出ません。

その先に、デジタルを中心としてどのようなビジネスチャンスがあるのかを
しっかりと見極めていく必要があるのです。

そこで今回ご紹介するのが、
『 Monetizing Data: A Practical Roadmap for
Framing, Pricing & Selling Your B2B Digital Offers 』。

著者は、航空やセキュリティなど大手産業に対して
ビッグデータを中心としたコンサルティングを手掛けている人物です。

本書では、今のデジタル変革の先に
データ自体に価値が出る時代になると述べられています。

もちろん、顧客リストなどのデータに価値があることはわかりますが、
それ以外のデータにも次々と価値が見出される時代が迫ってきているのです。

・4Pはもう古い!? 新しい概念のSAVEとは?
・データ自体に価値がつく時代が、いよいよ到来!
・これからの時代に必要なビジネスのプロセスとは?
・データに価値を見出すために、最初にすべきこと
・これからのIoTで生み出される経済的な価値とは
・ビジネス展開のスピードを上げていくための方法
など、

概念的な知識ではない、実践に基づいた知恵が詰まっています。

あなたが今、デジタル技術をビジネスに活かしていこうと考えているなら、
最適の一冊。

これからのビジネスの動きを知っているだけでも、
どこに注目して仕事をするのかが変わってくるでしょう。

デジタルの視点からあなたのビジネスを見てみると
すでにあなたのビジネスには
価値のあるデータが集まっているのかもしれませんよ!

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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