Vol.91 『 Top Brain, Bottom Brain 』
2014.3.25
本書を読むことで、
仕事でのチームワークにおいても、
自分の役割を明確にしながら、つくれるようになるだろう。
…by 神田昌典
世界で最も偉大なこととは、
いかに自分らしくあるかを知ることである。
…by 井上久美
今回ご紹介する一冊は、
右脳左脳の概念を超えた脳科学について論じる、
『 Top Brain, Bottom Brain 』です。
これまで右脳と左脳で語られることが多かった脳科学。
近年は、「それだけでは捉えられない」と言われています。
左脳右脳の概念をさらに進めていくと、
脳科学の観点から、「上の脳、下の脳」という
科学的な役割が明確になっています。
しかし、著者も述べていますが、
この機能は必ずしも厳密に分けられるものではなく、
「一つのシステムとして動いている」と言います。
上の脳(トップブレイン)は、
計画を策定したり実行することに秀でており、
下の脳(ボトムブレイン)は、
情報を分類したり、その情報を全体の中で
解釈するのに秀でています。
結論から言いますと、
この 2 つを掛け合わせた 4 つのタイプの認識モードに
人は分けられるそうです。
その 4 つのタイプとは、
「 Mover 」「 Stimulator 」「 Persevere 」「 Adapter 」です。
「 Mover 」は、アクションプランをつくるのに優れたタイプ。
「 Stimulator 」は、クリエイティブであり、
ときに破壊的な行動をするタイプ。
「 Persevere 」は、経験したことの解釈に優れ、
全体像にあてはめて、結果をだすことができるタイプです。
「 Adapter 」は、目の前の出来事に対して
非常に適応能力があるタイプ。
いったい、この 4 つのタイプのどれに自分は
あてはまるのか?
20 の質問に答えるだけで、
それが分かるアンケートが本編音声に入っていますので、
ぜひ、ペンを片手に聞いてみてください。
今回は、右脳左脳の分類を超えて、
トップブレイン、ボトムブレイン―
そのエッセンスをお届けします。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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