Vol.36 『This is Service Design Thinking: Basics- Tools – Cases』

2011.12.10

 

企業サービスをデザインする、
進化したヨーロッパの新ビジネス論とは?!

Vol.36でピックアップしたのは、
Marc Stickdorn & Jakob Schneider著
『This is Service Design Thinking: Basics- Tools – Cases』

今までは『サービス』を設計するという発想はありませんでしたが、
この本を読んで『サービス』をデザインすると、
普通の事業も競争力をつけることが可能だと感じました。… by 神田昌典

『デザイン』というと特殊な世界と思われるかもしれませんが、
そうではなく、人のために創意工夫をする、
そういった意味でクリエイトすることを『デザイン』と呼ぶことで、
ビジネスパーソンもデザイン思考をもたなければいけないと思いました。…by 井上久美

昨年、取り上げた、
『Business Model Generation』に続き、
今、神田が注目している、ヨーロッパ発のビジネス書が
いよいよ登場します!

タイトルは『This is Service Design Thinking』

オランダ発のこの本には、
イギリス、イタリア、ドイツなど、
ヨーロッパの学者、研究者たちが集結し、
それぞれの専門スキルを集約して導いた
“企業サービスをデザインする”ための
ノウハウ
が書かれています。

最近、海外のビジネス書を見ていると、
“design”“creative”といった単語を頻繁に見かけます。
一般的にこれらの単語からは、ファッションなど
アーティスティックなイメージが先行しがちですが、
この本でいう『デザイン』とは、
ビジネスというフレームの中での思考や行動を設計するということ。
そして、企業が提供する商品やサービスに焦点を当て、
顧客が満足するために、どのようにして企業は
サービスを提供していけばよいのか、
そのプロセスや方法(デザイン)

を伝授している本です。

EUを形成し、
異文化、多国籍な状況での展開を
余儀なくされたヨーロッパのビジネス界。
思考錯誤しながら、
アメリカとは違う、
独自のビジネスモデルを構築しつつあるヨーロッパが
生み出した、新しいビジネスの思考ツールは
多種多様化が進む日本のビジネス界でも
近い将来、必要になるのではないでしょうか?

さまざまな顧客が満足するサービスを提供していくために、
ビジネスパーソンがつけておきたい
サービスを“デザインする力”、“創造(クリエイト)していく力”。
今回は、誰よりも先にメンバーのみなさんとシェアしていきます!

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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