Vol.214 事業成長に必須の会議術 The Surprising Science of Meetings

2019.5.5

 

原題 The Surprising Science of Meetings: How You Can Lead Your Team to Peak Performance

著者 Steven G. Rogelberg

世界で7割の人が会議は非生産的だと感じている。
会議の生産性を上げることは、会社の成長を左右するだけでなく、
優秀な人材をコピーする最良の方法でもある。

…by神田昌典

オンラインでの会議が増えています。

目の前でコミュニケーションする今までの会議とオンライン会議には大きな違いがあり、
オンライン会議をどのように使いこなしていくかが、事業成長する上での大きなポイント。

そして、ミーティングから生産的な価値を生み出す方法を知っておくことが重要です。

実際、全世界の69%、米国の71%の社員が、会議は非生産的だと感じています。

ミーティングを生産的にすることは、「ミーティングリーダーシップ」を身につけること。
それによって、周りとの協力関係が構築され、周りの能力を引き出し、チームで結果を上げられるようになります。

ミーティングリーダーシップは、マネージャーの重要な仕事の1つなのです。

本書では、ミーティングを生産的にする10のルールが紹介されています。

1.これをやるだけで、ミーティングの不満が44→16%に激減!
もし、1人2人が発言を独占しているとしたら、見直すべきはこれ

2.あれこれ指示を出してはいけない
重要なのは、カリスマ性ではなく、参加者の考えを発展させる別のリーダーシップ

3.ミーティングスキルを客観的に評価する

4.1時間のミーティングをしてはいけない
50%のミーティングは遅れて始まる。生産性の高い会社が取り入れている時間配分とは?

5.Huddle(ハドル)の重要なポイント

6.会議に物語を取り入れる方法

7.Googleが採用する画面活用のコツ

8.ブレインライティングを効果的に使う

9.やってはいけないオンラインミーティングの使い方

10.関係者はどのように選択すべきなのか?

今回の内容、神田さんも早速、社内で実践されたとの事。

社長の思考が会議の進め方に現れているとすれば、会議の進め方をテンプレ化し、
部下にも会議の仕切りをさせることが、人をコピーする最大の方法にもなるそうです。

会議でしゃべっているのは自分だけ、みんな発言が消極的なんだよなぁ、
と思い当たるフシのある方には、特に効果が高いですよ!

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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