小さな組織でも使える経営の切り札 6人の仕事が1人で回るRPA戦略

2022.7.13

 

今回は、7月13日(水)に開催されました、ダントツセミナーライブの内容をお届けします。

株式会社ドットコネクト 代表取締役 兎澤 直樹さんをお招きして、RPAについてお話を伺いました。

RPAとは、Robotic Process Automationの略。
ごく簡単に言うと、パソコン内の定型業務を自動化するITツールのことです。

RPAの実際の導入事例に加え、RPAを入れるとパソコン内でどのように動くのか、デモ動画もご紹介いただきました。

それを見ると、パソコン内のいくつかのアプリケーションにまたがって、
まずこれをクリックして、次にこれをクリック、この情報をコピーして、この場所に貼りつける・・・など、
人間が手作業で行っていることをそのまま自動化できることがわかります。

ある不動産会社では、物件情報をリスト化するのに、担当者が1人必要だった作業を自動化。

兎澤さんは、RPAを導入することによって、人間がやるよりも早く、エラーがないことに加え
人間が他のことに時間を使えるのがRPAの本質的価値だと解説されています。

社員34人の会社で、レポート作成に月70時間かかっていたものが、RPA導入でほぼ0になり、
今後客数が増えても負荷はかからないという事例もありました。

また、同社には経営品質賞を受賞しているクライアントが数社いらっしゃるのですが、
口を揃えて同じことをおっしゃるのだそうです。実はそれこそが、RPA導入の本当の姿なのです。

わかりやすい説明で皆さんの理解も進み、数多くの質問が出ました。

その一部をご紹介しますと・・・
・RPAを導入できないと判断する基準は?
・導入の際に、対応する人によって差が出るのか?
・マニュアルを作るのとRPAとの違い
・OCRとRPAを組み合わせて使えるのか?
・依頼する側の留意点は?

中には、社員の方がRPAを導入することによって仕事が無くなると不安になるケースもあるそうで、
そういった場合に備えて、進め方のポイントをいくつもご紹介いただきました。

神田さんは、RPAをきっかけに、全体業務を見直す思考法がわかれば次のレベルに行けるし、
人をモチベートしてチームを作るとはどういうことかがわかり、横連携にも発展できると指摘します。

そしてRPAはツールなので、それをいかに活用するか、組織としてどう向き合うかによって、
生まれる効果や会社の未来が変わってくる、と兎澤さん。

あなたの会社でも、決まったパターンでパソコンを使う高頻度の作業があれば、
RPA化を検討されてみてはいかがでしょうか?

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