【地方創生モデル事例】

2015.5.25

 

【地方創生モデル事例】
名古屋名物のみそかつ「矢場とん」を
全国ブランドに伸ばした”マーケティング力”の秘密

ゲスト:鈴木 拓将(すずき たくまさ)氏
株式会社矢場とん 代表取締役

 

 

 

国内17店舗、海外1店舗、年商30億円の成長企業「矢場とん」。
ご当地名物のみそかつで、
銀座や海外出店まで成し遂げている注目企業だ。
どうして名古屋名物が、本拠地を飛び出して海外進出するのか?

それは東京オリンピックまでの時間というは、
地域ブランドを世界にマーケティングするうえで
最高のタイミングだからだ。

矢場とんの鈴木拓将社長は、25歳で家業に入った。
その後、家族の良き伝統、そして文化を踏襲しながらも、
TV広告をはじめとしたマス広告を仕掛け、
広報戦略とともに一気に知名度を引き上げた。

さらにはグッズ販売。矢場とんのTシャツは、
毎年1万枚も売れるという。
このグッズ販売は、ブランドを確立したからこそできる戦略だが、
しかしグッズがあることで、常連客はさらに愛着が増している。

これは、飲食店以外もぜひチャレンジしたい戦略である。
伝統を守りながらもリニューアルすることで、
ここまで地域ブランドを広げられるという好例。
これは、地方企業の若手ビジネスリーダーにとって、ヒント満載だ。

■内容の一部をあげると……
●リピーターを増やすおせっかい接客術
●「みそかつ」ではなく「名古屋名物」を売る
●ホスピタリティ型経営をグッズ販売で実現

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