持続可能な成長のために証券業界がすべきこと ――『経済界』2018.1月号で日本証券業協会の鈴木会長と対談!
2017/12/29
『経済界』2018年1月号
持続可能な成長のために証券業界がすべきこと
―― 鈴木 茂晴・日本証券業協会会長
大和証券グループ本社の社長、会長を歴任し、現在は日本証券業協会会長を務める鈴木茂晴氏。
経営者時代に実行したさまざまな施策は、
「働き方改革」が叫ばれる今の時代を先取りしたものとも言え、
仕事に真摯に向き合いながらも人生を謳歌したいという自らの姿勢を反映しているようにも見える。
鈴木氏の思想と歩んできた道のり、そして業界団体トップとしての今後の挑戦について、
神田昌典氏が迫る。
営業、秘書、アメリカ留学、それぞれの場所を楽しむ
神田 鈴木会長のプロフィールを拝見すると、
学生時代は水泳や柔道、大学の時には音楽もされていて、
本当にいろんなことを経験されています。
一転して就職後は、証券業界一筋で、今は証券業協会の会長職も務められています。
大和証券に入社した頃、現在の姿をイメージされていたのでしょうか。
鈴木 全くないですね。正直、会社を辞めようと思ったこともあるんです。
それでも、長く続けさせていただいて、今がある。自分の性分なのでしょうが、
あまり細かすぎず、深刻になりすぎないところが良かったのかもしれません。
入社後は4つの店舗で働き、そのまま営業職で勤めあげるだろうと思っていました。
当時の証券業の営業は、まさに鉄火場なんて言われていて、
人によっては厳しいと感じたかもしれませんが、私にはそれが楽しくもあった。
本当にこの仕事で生きて行くのだろうと思っていたんです。
ところが、ある日突然、秘書室に異動だといわれて、いきなり会長秘書です。
細かいことは苦手だし、向いていないと思いましたが、
必死に1年、2年とやっていくと、それはそれで楽しくなる。
秘書が天職ではないかなんて思い出すんです。
でも、それから3年後に今度はアメリカに行けと。
先物取引を始めるので、アメリカで勉強をしてこいというわけです。
このアメリカが楽しかった。
30代で行ったのですが、これが20代だったら、帰ってこなかったでしょうね。
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