どうしたら、女性を活用できますか?
2017/10/20
50代は、捨て石?
鈴木:・・・神田さん、早速ですが、
先週のマルケト講演での、「50代は、捨て石」との発言の真意は?
神田:それ、誤解を受けるんだよなぁ。
「これから頑張ろうと思っていたのに、もはや自分は退場か・・・」とね。
“捨て石”っていうのは、“損して、得とれ”ってことでしょう?
自分のためじゃなくて、
次世代のために身を粉にしてがんばって働くからこそ、次世代がついてくるんじゃん。
結果、いままでの経験を役立てる仕事ができるようになるんじゃない?
だからさ、50代はさ、30代・40代と手を組むからこそ、いい仕事ができるわけじゃん。
そのように思考をスイッチしなきゃならない。
鈴木:ちなみに、神田さんも、50代ですよね?
神田:そう、53歳。ひゃー、53歳だよ。
著者デビューが、34歳だから、19年目。
鈴木:ということは、来年20周年じゃないですか?
おめでとうございます。
神田:あ、そうだ、来年20周年だ。
おい、知ってるか? 鈴木くん。会社設立も、20周年だぞ。
鈴木:ごれは、企画ぜねばなりまぜんな、社長。
神田:ど、どうしたんだ。
その“おっさん”のような、濁音ばかりの口調は!?
鈴木:失礼しました。うっかり、内面がでてしまいました。
話をもとに戻します。
女性を活用するには?
鈴木:実は、このメルマガをお読みの方から、ご質問を多数いただいております。
そのひとつをご紹介しますと、
「早速、女性を登用していきたいのですが、社内体制の中で、
マーケティングと女子社員の関り方で何か良い知恵がありましたら教えて下さい」
とのことなのですが、いかがでしょうか?
神田:女性を活用するうえで、上司がやらなきゃならないのは、
知恵とか、理屈じゃないんだ。
知恵を使う時点で、そもそも女性には、理解されない。
だって、もう説明、説得に入っているだろう?
鈴木:たしかに。男性が“説得”しようとすればするほど、
女性は“納得”しませんからね。では、どうすればいいんです?
神田:本音を、言うぞ。また誤解されるかもしれないけれどね。
鈴木:承知しております。しかし、それを聞き出すのが、私の務め。
神田:女性活用のために、“上司がやらなきゃならないランキング” ナンバーワンは!!!
鈴木:パンパカパーンっ!(^_^;) ランキング・ナンバーワンは?
神田:はい、「オシャレ」です。
鈴木:えええええ? そ・こ・で・す・か?
神田:はい。当然で、ございます。
なぜなら、女性の才能を活かすためには、
まず男性の内面にある「女性性」を解放しなければならないのです。
男性のなかにも、女性性はあるのですが、いままで社会的に抑圧されているのです。
ですから、まず自らの女性性を認めるために、思いっきりお洒落をしてみるのです。
まずヘアサロンを変え、メガネを調達し、
そしてフォーマルとカジュアルの双方のスタイルを変えます。
ちなみに高いブランド品を身につけろ、ということじゃないですよ。
自分に似合うスタイルを知ってください、ということです。
国際イメージコンサルタントに相談しようね
鈴木:突然、神田さんは、女性っぽい口調になりましたけれど・・・。
神田:おっほっほ。そうなんですの。私の内面にも、女性はいるのですよ。
その女性性を解放することで、肉体的な男性的なエネルギーと、
内面にも息づいている女性性のエネルギーが、大きく循環しはじめます。
その自然な在り方ができると、リーダーシップが発揮されてくるのです。
ところが、世の中の男性は、男性らしくあろうとするばかり、
繊細さ、優しさといった女性性に象徴される資質が、
表面に現れないように押さえ込んでしまうんです。
そして、その押さえ込む力は、どこから来ていると思いますか?
鈴木:え? 女性性を押さえ込む力は、
おそらく男性性からじゃないでしょうか?
神田:そのとおり!
そう、ひとりの人間の中にある「男性性」が、
ひとりの人間のなかにある「女性性」を力で押さえ込む。
それが24時間365日続いている。
だから、「男性性」自身が疲れ切っているのが、いまの時代なんです。
その頑張りをやめたとたんに、どうなると思いますか?
鈴木:「女性性」が生き生きと輝きだすんじゃないでしょうか?
神田:そう! 「男性性」自身も、「女性性」を押さえ込む仕事で
体力を減らす必要がなくなるから、最大限、生きるようになってくるんです。
想像してみて。
いままで小さな箱に押し込まれていた人間が、
より大きな空間に飛び出していくようなエネルギーの爆発が起こります。
鈴木:それって、すごいことですね。
つまり・・・、「女性性を活かす社会というのは、男性性を活かす社会」
ということじゃないですか?
神田:おっほっほ。ようやく分かってくださった、か・し・ら?
鈴木:男性エクゼクティブのお洒落は、どこからはじめればいいのですか?
神田:それは、イメージコンサルタントに、サポートいただくのがベストです。
私のクライアントでもあり、信頼している方は、
国際イメージコンサルタントの神津佳予子先生です。
日本での第一人者の、大森ひとみ先生の、お弟子さんですね。
どちらも私が全幅の信頼を置いている、素晴らしい先生です。
自分の内面を未来に向けて引き出すスタイルがわかると、人生一気に飛躍します。
“ファッションは、最高の自己啓発”ですから。
神田昌典の生声講義 —— 全米No. 1 MBA・ ウォートン流講義とは?
「ファッションは、最高の自己啓発」ということを有言実行。
オフィスでの神田さんのファッションには、深い経営哲学が隠されているようなのです。
神田さんのフェイスブックをみると、
ディオールオムのデザイナー、クリス・ヴァン・アッシュとの2ショット写真もあったり、
またパリで活躍する新鋭デザイナーNOBUKI HIZUMEさんとの親交もあったり。
そんな神田昌典が、自らのスタイルを学ぶために門戸を叩いたのが、
国際イメージコンサルタントの「大森ひとみ先生」です。
その貴重なインタビューを神田昌典のライフワーク『実学M.B.A.』購読者は、
無料でお聞きいただけます。
男性にとって、自らのスタイルを見極めるうえでのポイントがわかるので、
聴いたあとには、服にかける予算は変わらなくても、
相当、“イケてる男性”になれることは、間違いなし。
さらに・・・、
『実学M.B.A.』購読者は、先ほど挙げた、次世代のヨージヤマモトになるでしょう、
NOBUKI HIZUMEさんのインタビューも、無料でお聞きいただけます。
このHIZUMEさんの話も、目からウロコ。
世界で活躍する日本人のエネルギーをあなたも存分に、充電してください。
もし万が一、あなたが、まだ『実学M.B.A.』をご体験されていないなら、
いまは、とってもチャンスです。