米国流ノウハウを日本で展開するときに注意すべきこと ―― 実学M.B.A特別企画「神田昌典のパーソナル・コンサルティング」
2019/9/29
実学M.B.A.会員の皆さまから寄せられたお悩みに
神田さんがスッキリ・サッパリお答えする「パーソナル・コンサルティング」。
今回は5つのご相談・ご質問にお答えしています。
1)家具デザイナーから木工教室に転身。木工教室だけでいいのか? 他に向いている道があるのでは?
2)2019年8月にダン・ケネディ氏が亡くなりましたが、神田さんはどのように感じましたか?
3)会員サービスの離脱者を減らし、拡大するには?
4)名古屋を拠点にしたデザインで起業を考えています。自分を安売りせず、新規集客を行うには、どうしたらいい?
5)NPO法人の神職。どうすれば論語の普及ができる?
この中から、アメリカのダン・ケネディ氏に関する神田さんのコメントをご紹介します。
神田さんとダン・ケネディ氏には、浅からぬ縁があります。
神田さんが35歳のときにアメリカで同氏のセミナーを受講、同氏の著作も2冊監訳しています。
それが、『究極のセールスレター』と『究極のマーケティングプラン』。(いずれも東洋経済新報社刊)
神田さんは、ダン・ケネディ氏の功績は、
ダイレクト・レスポンス・マーケティングを民主化したことにあると言います。
このマーケティング手法の広がりによって、人と人とが直接、繋がることができるようになったと。
一人企業やマイクロカンパニー、「You エコノミー」などの原動力になったのも、言葉の力ですよね。
また、このダイレクト・レスポンス・マーケティングをはじめ、
神田さんが米国流のアプローチを日本に広める際には、伝えることと、伝えないことがあるそうです。
米国流のマーケティングは、会社が成長するまでは強力な手法だが、
日本である程度の組織を持つようになると、少し難しい。
それは、アメリカ人は自我が堅固だが、日本人は「自我の殻が柔らかい」から。
そのため、感性豊かな人が多い日本の中では、配慮しながら米国流のマーケティングを使っていく必要があると。
さらに、ダイレクト・マーケティングは今後、形を変えて学校教育の中に入っていくだろうという見方も。
実際に学校の先生が、探究学習の指導の際に、
『稼ぐ言葉の法則』(神田昌典著 ダイヤモンド社刊)を参照することもあるそうです。
そしてこれからは、テクニックだけでなく、
マインド=自分の才能を理解してくれる人と出会うための作法が必要になってくるとの事。
マーケティングは、単に売るためだけのテクニックじゃないんですね。
「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。
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