ヒットメーカーをつくる方程式 「さわや書店」では、なぜ売れる人が育つのか?

2017.10.7

 
 

まったく売れなかったものが、突然、売れ出すようになる。

あなたの顧客が欲しがるだけじゃなく、爆発的に周囲に広がり出す。

そして映画化されるほどのムーブメントを何度となく起こしているのが、
盛岡市を拠点とする「さわや書店」だ。

驚くのは、ベストセラーを生み出すという書店員の作業が単なる偶然ではなく、
なんと代々、引き継がれていることだ。

売れない本をブレイクさせる、
さわや書店のブレイクメーカー伝説の系譜をたどると……、

・伊藤清彦・元店長は、『天国の本屋』を発掘。映画化されるまでに。
・ORIORI店・松本大介店長は、『思考の整理学』を、発刊10年後に、200万部のベストセラーに。
・フェザン店・田口幹人店長は、店舗に設置した地元の活性化のテーマに力を入れ、『震える牛』を単行本で564冊、文庫で1954冊販売。
・商品管理の栗澤順一部長に至っては、“店頭には出ず”、街づくりへ参画。
『地方消滅』と『地方消滅の罠』といった地味な本を、累計1500冊売り上げる。

そして、この系譜に続くのが、一店員の長江貴士さん。

本自体をPOPで覆い隠してしまって、
外からは内容が見えないようにした『文庫X』を、
30万部超、650書店が取り扱うベストセラー書へと生まれ変わらせた。

いったい、この書店では、何が起こっているのか?
・どんな創造的な教育を店員に施しているのか?
・彼らが隠し持っている「ヒットメーカーの方程式」は、何なのか?

この答えを探し求めて、根掘り葉掘り、
「文庫X」の仕掛け人である長江貴士氏に、
『さわや書店の秘密』を聞きまくったのが、このインタビューだ。

長江さんの話を聞くと、書店員のイメージが完全に覆される。

お客さんとの会話を楽しむ。ラジオ番組でホストを務める。講演会に呼ばれる。
自著を執筆、店頭で顧客からお願いされれば、サインしてあげる……、
といった、もはや……スター的存在なのである。

ちなみに長江さんは、この書店に入社する前は、
10年間フリーターだった、ということからわかるように、
「さわや書店」には、「才能」を開花させる土壌があるのだ。

もしこの土壌を、あなたの会社にもつくることができるなら、
どんなにすごいことが始まるだろうか?
あなたの会社発ムーブメントを起こす方程式が、ここに明らかにされる!

内容の一部を紹介すると……

→ 自分なりのメッセージを加えれば商品は生まれ変わる

→ 「売り方」をマネしても売れない。商品の本質を見極めよ

→ リアル店舗は「ものを買う」以上の「何か」を与える場である

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