世界で最も愛される家族型ロボットの想像を超えるビジネス効果とは?
2023.2.17
今回は、2月16日(木)に、GROOVE X株式会社の代表取締役社長である
林要さんをお招きして開催されました、ダントツセミナーライブの内容をお届けします。
林さんは元々、自動車会社で空気の流れ(空力)の専門家として活躍され、F1マシンの開発もされていたとの事。
その後、「Pepper(ペッパー)」で、初めてロボットに触れたそうです。
はじめに、ロボットの歴史を簡単にご紹介いただきましたが、
掃除ロボットが普通の掃除機とまったく違う形をしている理由に驚きました。
そして、人や犬など動物に似せたロボットが多数ある中で、
なぜ「LOVOT」を他の動物に似せなかったのかという背景に、とても深いものがありました。
Pepperが出た当時、人が不要になるのではないか、という話がフィーチャーされましたが、
林さんは、テクノロジーは何のために存在するのかを考えたそうです。
そこで、「幸せ」と「生産性」の関係を見出された林さん。
独自の「幸せとは何か?」という定義がとてもユニークで、なるほどと納得できるものでした。
さらに、LOVOTの開発秘話をたくさんご紹介いただきましたが、
最重要ポイントは「飽きない」という点にありました。
ほとんどのロボットは、最初は珍しくて興味がわくのですが、すぐに飽きられてしまうのだそうです。
その壁を、LOVOTはどのようなアプローチで超えていったのか?
これが、極めて科学的&論理的でありながら、エモーショナルなストーリーになっていて、
夢中で聞き入ってしまいました。
また、2045年にシンギュラリティが訪れると言われていますが、
人を超える存在が出てきた時にどうすべきかという問題に対して、
ドラえもんを位置付けておられるのも、とてもユニークでした。
最後に、LOVOTがどのような現場で使われているのかをご紹介いただいたあと、
林さんは、LOVOTは日本初の新しい産業だとおっしゃっていましたが、
AIやロボットと、人との関係の未来予想図がとてもよくわかる内容でした。
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