日本屈指の伝統を誇る帝国ホテルに刻まれた精神 ―― 『経済界』2017.9月号で帝国ホテルの小林会長と対談!

2017/8/15

『経済界』2017年9月号
日本屈指の伝統を誇る帝国ホテルに刻まれた精神
―― 小林 哲也・帝国ホテル会長

日本の迎賓館として開業して以来、127年の伝統を誇る帝国ホテル。
長きにわたり日本を代表するホテルとして愛され続け、数多くの歴史を刻んできた。
そのベースにある精神と企業文化を体現してきた小林哲也会長に、神田昌典氏が迫る。

トイレ掃除から始まったホテルマンのキャリア

神田: 帝国ホテルにはどのようなきっかけで入社されたのですか。

小林: 高校時代に野球部の練習をサボって
『親鸞』という本を読みだしたら止まらなくなったんです。

それから読書に目覚めて、家にあった日本文学全集や世界文学全集などを読み漁りました。
今は時代小説ばかり読んでいますが、読書を通じて感じたのは人間というのは面白いということ。

それで就職する際に、人間とできるだけ多く関われる仕事がしたい、
それならホテルがあるなと思ったんです。

そして、ホテルといえば帝国ホテルだろうと。

後から知ったのですが、それまで帝国ホテルの採用は紹介が主でした。
採用人数が少なかったのでそれで間に合っていたようですが、
私が大学を卒業した1969年は、翌年の本館オープンに備え、建て替えの最中でした。

270室から800室に拡大する予定があり、採用人数を増やす必要に迫られたこともあり、
とても紹介採用だけでは間に合わないため、公募することになったようです。

神田: 当時は学生の就職先として、ホテル業界はあまり対象にならなかったのでしょうか。

▼続きは経済界オンライン↓からどうぞ!
http://net.keizaikai.co.jp/archives/26173

※小林会長が子どもたちに勧めたい本は……『走れメロス』太宰治



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